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労災事故の統計


厚労省から「平成28年労働災害発生状況」が公表されました。その中から、気になる数字を取り上げます。

労働災害発生状況

 平成28年の労働災害による被災者数は、死亡災害が928人、休業4日以上の死傷災害は11万7910人でした。死亡災害は、2年連続で過去最少を記録しています。ただし、死傷災害は前年を上回りました。

死亡災害の発生状況

 業種別の上位3種は、①建設業294人、②製造業177人、③陸上貨物運送事業99人となっています。

 事故類型別では、①墜落・転落232人、②交通事故218人、③はさまれ・巻き込まれ132人となっています。

死傷災害の発生状況

 業種別の上位3種は、①製造業2万6,454人、②建設業1万5,058人、③陸上貨物運送事業1万3,977人となっています。

 事故類型別では、①転倒2万7,152人、②墜落・転落2万0,094人、③動作の反動・無理な動作1万5,081人となっています。

建設業の災害発生状況

 事故類型としては、死亡災害、死傷災害ともに墜落・転落が最も多くなっています。

 死亡災害は①墜落・転落、②交通事故、③崩壊・倒壊が事故類型の上位3つとなっています。

 死傷災害は①墜落・転落、②はさまれ・巻き込まれ、③転倒が事故類型の上位3つとなっています。

製造業の災害発生状況

 事故類型としては、機械などへのはさまれ・巻き込まれが全体の30%を占めていて、死亡災害・死傷災害ともに最も多い事故類型となっています。

 死亡災害の業種別の上位3種は、金属製品製造業、食料品製造業、鉄鋼業となっています。死傷災害の業種別の上位3種は、食料品製造業、金属製品製造業、化学工業となっています。

陸上貨物運送事業の災害発生状況

 交通事故以外では、荷役作業時に労働災害が発生することが多いのが特徴です。

 死亡災害は①交通事故、②はさまれ・巻き込まれ、③墜落・転落が事故類型の上位3つです。交通事故が全体の60%を占めています。

 死亡災害は①墜落・転落、②動作の反動・無理な動作、③転倒が事故類型の上位3つです。


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